Profile

吉田宏之について

漆と塗りを追求し、
自由な発想で
漆器をプロデュース

Exploring the Possibilities of Lacquerware
Through Lacquer, Technique,
And Creativity

私が作りたいのは、輪島塗という伝統の先にある自由な漆器。「普段の食卓に使ってみたい」、そう思っていただける漆器です。輪島塗はハレの日に使うイメージがあるかもしれませんが、当工房の漆器は和食やフレンチ、イタリアン、スイーツの器として普段にお使いいただけるデザインに仕上げています。例えば、代表ブランドのひとつ「Hibiki」のプレートにはワインに合うチーズを盛ったり、プチケーキを並べたり。漆器が持つ艶や彩りがテーブルコーディネートを楽しくしてくれるはずです。

漆にこだわり、上塗り師として技を極めた私たちならではのモダンな漆器をプロデュースし、輪島塗の新しい魅力を発信していきます。

Career

現当主の4代目・吉田宏之は上塗り師であり、
企画からデザイン、販売までを行うプロデューサーとしての顔も持つ。
「国際漆展」など漆やテーブルウェアに関する賞で数々の受賞歴があり、
首都圏で開催する展示会にはモダンな漆器を求めてファンが訪れる。

19615月10日生まれ
1983甲南大学理学部卒 輪島にて
父・吉田啓一のもとで漆器製造を始める
1991石川県立輪島漆芸技術研修所卒
1998この年より東京ドームテーブルウェアフェスティバル
“暮らしを彩る器展”に出展
2000輪島漆器青年会会長
2004伊丹国際クラフト展、主題「酒器」入選
ギャラリー舎林にて個展
2005全国伝統的工芸品公募展 経済産業省製造産業局長賞
国際漆展・石川2005 金賞
工芸都市高岡クラフトコンペ入賞
2006東京ドームテーブルウェア大賞佳作
全国伝統的工芸品公募展
朝日現代クラフト展入選
全国商工会連合会会長賞
2007東京ドームテーブルウェア大賞佳作
全国伝統工芸品公募展生活賞
工芸都市高岡クラフトコンペ入賞
2008全国伝統的工芸品公募展 経済産業大臣賞
第43回全国漆器展林野庁長官賞
石川デザイン展 物産協会賞
2009輪島塗総合コンテスト 輪島市長賞
東京ドームテーブルウェア大賞入選
第17回「漆の美展」 (財)伝統工芸品産業振興会会長賞
2010東京ドームテーブルウェア大賞入選
経済産業大臣指定伝統工芸品輪島塗の伝統工芸士に認定される
第45回全国漆器展 日本経済新聞社賞
2011東京ドームテーブルウェア大賞入選
いしかわ伝統工芸フェア2011「美しい和のカタチ」グランプリ
2013東京ドームテーブルウェアオリジナルデザイン部門
最優秀賞・東京都知事賞
「スペースたかもり」にて個展
2014国際漆展・石川2014 銀賞
全国伝統的工芸品公募展 テーマ賞
2015全国伝統的工芸品公募展 全国中小企業団体中央会会長賞
2017国際漆展・石川2017 銀賞
2020第55回全国漆器展 NPO法人食空間コーディネート協会賞